血液検査の種類Blood test

血液検査

静脈から採血して赤血球、白血球、血小板など血液そのものの形や量を調べます。
血球計測および生化学検査の結果は、病状や健康診断に応じて検査項目を設定し、即座に結果を出せるよう心がけています。
データは電子カルテに記録され、過去のデータと比較しながら、検査結果を治療に反映させます。

セカンドオピニオンをご希望の場合は、過去のデータは非常に重要です。お手元にある場合はご持参されることをおすすめします。

血液生化学検査

血液生化学検査では、肝臓・腎臓および膵臓などの状態や電解質をチェックします。
血液中に含まれる物質(たんぱく質、糖質、酵素など)が検査出来ます。

結果は10~30分程度ですべてご報告出来ます。
血液検査の混雑時に、お待たせすることがないように、2検体同時測定が可能になりました。

多項目自動血球計数検査

数滴程度の血液から、貧血の有無や白血球の状態など、血液の細胞成分の状態を調べます。

概要

【どんな時に検査を行うか】
●健康診断 ●感染症(フィラリア)の検査
●血液凝固異常・貧血・炎症・白血病・肝臓障害・アレルギー・ホルモン異常・糖尿などの異常がないか確認する時

【長所】
動物病院では基本的には院内に検査機器があるので診断結果が出るまでが早い。
(検査センターの場合は1~2週間かかることがあります。)

【短所】
血液検査だけではわからない病気もありますので、獣医師とご相談の上、その他の検査もご案内することがあります。