
粉砕骨折
左肘の骨が5つの骨に割れており、通常のプレート固定では不可能な状態です。
左肘の骨が5つの骨に割れており、通常のプレート固定では不可能な状態です。
数種類のピンで小さな骨を安定させた後、皮膚の外から固定する方法を実施しています。
外観は痛々しいですが、早期に歩行が可能となりました。
巨大な乳腺腫瘍が生活の質を低下させており、感染や貧血もありハイリスクな麻酔が必要でした。
術前CTから、巨大な腫瘍によってお腹の内臓は正常な位置にありません。
お腹の筋肉への癒着が強く、切除した後には適応部位にICGを塗布し半導体レーザーを照射して、腫瘍細胞をたたきました。
手術では滅菌されたドレープやガウンは当然のこと、器械は正確な滅菌工程を経て手術に使用されます。
出血を抑えながら目的部分までアプローチします。
胆石症・胆嚢炎・胆管肝炎DICの結果、胆嚢内に胆石が多数認められ、胆嚢の出口から総胆管にかけて胆石による一部閉塞が認められました。造影剤によって黒く浮かび上がった胆石が認められます。
胆嚢は慢性炎症により、肝臓への癒着が強く、胆嚢窩も菲薄化し出血をコントロールしながら摘出していきます。
総胆管の通過試験を行った後、痛みの根源である胆嚢と胆石を摘出。
術後DICの結果、総胆管の閉塞が解除され、十二指腸に速やかに造影剤が流出するのを確認してみました。